最近よくニュースや新聞で沖縄とハワイの入域観光客数で比べられていますが、
今月の琉球新報の記事で、昨年2018年の沖縄とハワイの入域観光客数の記事が掲載されていました。
ハワイを2018年(1~12月)に訪れた観光客は995万4548人(前年比+5.9%)となりました。
対して沖縄の観光客数は984万2400人(前年比+4.7%)で約11万2100人の-差となりました。
昨年は沖縄では、はしかや台風の影響がありました。ハワイでもイラウエア火山の噴火活動で観光の影響が懸念されましたが、どちらも前年を上回る観光客が訪れました。
沖縄は18年11月の時点で909万2100人でハワイを5万人ほどリードしていましたが、12月でいっきにその差を引き離され累計をひっくり返されたそうです。
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-870369.html
琉球新報記事2019/02/03 参考
日本人も多くの人が年末年始などの長期休暇でハワイへ行くイメージがありますが、やはりハワイは世界的にも知名度が高く魅力的なリゾート地なんだと改めて知らされました。
そこで、私が気になったのは、滞在期間と消費額です。
2018年のハワイの観光客一人あたり滞在期間中の消費額は円換算で約19万5千円。(前年比+6.8%)
https://www.hawaiitourismauthority.org/media/2972/december-2018-visitor-statistics-press-release-final.pdf
Hawaii Tourism Authority 参考
対して沖縄は7万2853円。(17年度のデータですが、2年連続前年割れ)琉球新報記事2019/02/03 参考
なんと消費額は2倍以上の差があります。
これは滞在日数が関係しているのですが、滞在日数も2倍以上の差があり、ハワイが上回っています。
もちろん、滞在日数が多ければ、消費額も増えることになります。
私はハワイを訪れたことはありませんが、ハワイのように観光客の滞在日数、消費額を目指すには、
長期滞在リゾート施設や富裕層向けの宿泊施設、ショッピングエリア、エンターテインメントなどの充実で沖縄はさらに伸びていけるかと思います。
現在沖縄のアジア圏メインの客層を今後欧米などの遠方へも認知度を高めて新たな客層を取り込むことも重要だと言われています。
また、特に旅行費用の中で大部分を占める宿泊費でうまく価格の最大化を行うことで消費額の増加にもつながると思います。
ハワイと沖縄では訪れる人の国籍や客層が異なるので、単純比較はできないところもあるとは思いますが、一つの指標として今年は入域数だけでも上回ってほしいですね!
沖縄vsハワイ
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