新城です。
はじめに、新型コロナウイルス感染症により影響を受けている宿泊施設様・および関係者の皆様に心よりお見舞い申し上げます。
新型コロナウィルスによる影響が出始めたのが1月後半。
先月よりも今月、先週よりも今週、昨日よりも今日と、
状況は日に日に変わっていきます。
来週の予定をたてることもままならず、仕事や生活環境が変化し
不安な気持ちで過ごされている方も多いかと思います。
人々が移動をし、様々な場所へ出向き、多くの人と触れ合うことを提供している旅行業、観光業、県内各地でそのお客様を迎える宿泊業のみなさま。
今までに経験したことの無い残酷なこの状況。「一緒に頑張りましょう」という簡単な言葉では片づけられないというのが、個人的な気持ちです。
さて、新型コロナ関連でのキャンセルについて
Expediaでは3月からキャンセルへの柔軟な対応依頼、サポートチームの拡大や、セルフサービス機能の向上など、様々な対応を行っています。
返金不可プランに関しては、3~60日以内の検索結果には表示されない(=販売されない)仕様に変更されています。
Agodaでも今月から「アゴダ®あんしんキャンセル」というプログラムが開始されました。
2020/6/30までの既存・新規予約を対象として、現在適用されているキャンセルポリシーが「チェックインの24時間前までキャンセル可能」となるプログラムです。
これらは、“キャンセルに対するハードルを下げて購買意欲を高めるため”
というだけでは無く、施設側のキャンセル処理軽減の側面もあると理解しています。
そんな中、Booking.comでは2020/4/6以降に行われた新規予約については
新型コロナ関連を理由としてのキャンセルor変更に関しては、
通常通りのキャンセルポリシーが適用されるとの通知がありました。
※もちろんBookingも柔軟性の高いキャンセルポリシーの設定を勧めています。
キャンセルに関しても、販促に関しても
海外、国内問わず各OTAで対応は様々です。
果たしてどの対応が正解なのかもわかりません。
しかしどのOTAも手探り状態ながらも、今この状況で施設側が対応しやすいように、今後旅行者が使いやすいように、取り組んでいることは確かだと思うのです。
旅行はいつの時代でも世界中の人々が望んでいるものであり、活力になると信じています。
先行きはまだ不透明ですが、コロナが終息したときには、行政とのタイアップや各OTA独自のプロモーションを行うはずです。
力を貸してくれるはずです。
その時のために、施設様の魅力を引き出し、喜んでもらえるような商品が販売できるように準備しておくことが、今私たちのできることだと思っています。
※このブログ記事の内容は、旅行を喚起したり、安易な宿泊予約・キャンセルを促しているものではありません。
コロナウィルス感染症拡大による影響について
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