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前回の記事、【第1回】必読!本当は教えたくない海外宿泊予約サイトのプロモーション有効活用術ではExpedia・agoda・Booking.comの会員向けプロモーションの特徴をご紹介しましたが大体のイメージは掴めたでしょうか?
さて、第2回目となる今回のテーマは
会員向けプロモーションでもレートパリティを保つには!??
の講座です。
今回の記事では普段から海外OTAに触れている人でも知らない人がいるであろう小技も紹介しますので要チェックですよ!
ちなみに、
なんで会員向けプロモーションでレートパリティを保つことが難しいの??
という方は前回の記事を読んでから続きを読むことをオススメします!
料金を統一するための考え方
それでは料金を統一するにあたり、今回紹介する割引条件の異なる3つのサイトのうち、どのサイトを基準に考えるべきなのでしょうか?
今回のテーマに限らず言えることですが、僕個人的には『一番融通の利かないOTA』を基準に考えるべきだと思います。
融通の利かないOTAのルールを基準にし、融通の利くOTAで工夫を凝らして条件を近づけることで今回のテーマに関してはクリア出来ます。
では今回どのOTAの割引ルールが基準になるのか、
それは最安値からの10%引き!アゴダプライベートセール(APS)です!!
どうやって合わせるの??
続いては肝心の統一方法です。
少し手間も掛かり管理も複雑にはなりますが、
単純に『APSの割引率に合わせた会員向けプロモーションを作成する』ただそれだけです。
仮に、下記のようなプロモーション割引を設定している施設様の場合
・早割28日 -10%
・3連泊 -15%
↓APSではこうなります↓ 赤字はAPSの割引率の計算式です。
・早割28日 -10% ⇒ 1-(0.9×0.9)=19%引き
・3連泊 -15% ⇒ 1-(0.85×0.9)=23.5%引き
プロモーションの割引率が10%追加されるわけではなく割引後の料金から更に10%引かれるという部分がポイントですね!
そしてAPS適用後の割引率さえわかれば後は簡単♪
Expedia・Booking.comで同じ割引条件の会員向けプロモーションを作成するだけです!
プロモーションを作ってみよう!!
さて、設定すべき割引率がわかったのであとはExpedia・Booking.comで
・【会員限定】早割28日 -19%
・【会員限定】3連泊 -23.5%
上記の設定で登録出来れば完了です!
しかしここで、【-23.5%】って割引率に端数がでてるじゃん!って思った方もいるのでは?
ここで小技?のご紹介!
実はExpedia・Booking.comは
これで無事にExpedia・agoda・Booking.comの会員向け料金が統一できましたね♪
まとめ
元々設定しているプロモーションの数の分、会員向け割引率に設定したプロモーションを追加登録しないといけないので正直手間も掛かるうえ管理も大変です・・・。
ですがクローズドマーケットでもレートパリティを保ちたい場合には有効な設定ですね!
ちなみに話の流れ上agodaさんを融通の利かないOTAと書いてしまいましたが、一度APSを設定してしまえば何も触る必要のないという点は管理の面からみると非常に魅力的です。
この記事を読んでいただき、自分の施設でもこんな販売方法を試してみたい!!でもWEB担当者もいないし時間もないし管理も不安!
と思った方は是非是非お気軽にお問い合わせくださいませ♪
では、次回はそれぞれのサイト独自のプロモーションやキャンペーンについてもっと掘り下げてご説明します!
↓前回の記事↓
【第1回】必読!本当は教えたくない海外宿泊予約サイトのプロモーション有効活用術