こんにちは、ファイブスターコーポレーションです。
今回は弊社で厳選した最初に登録しておきたい宿泊予約サイトと掲載までの流れ、登録の際に必要なものをご紹介いたします。
この記事で少しでも皆様のお役に立てればと思います。
記事の目次
はじめに
お客様を獲得する上で必ずといっていいほど必要なものが宿泊予約サイトへの掲載です。
今はスマートフォン一つあれば誰でも簡単に予約ができる時代です。
宿泊施設も全国に5.5万軒
(2022年6月 メトロエンジンリサーチより)
その中で自社ホームページや電話、メールだけの受付では予約を獲得していくのは非常に難しいです。しっかり予約を獲得するには宿泊予約サイトへの登録がほぼ必須といっても過言ではありません。
しかし、これから宿泊業を始めてみたい方、実際どのサイトに登録したらいいのか、登録するには何が必要なのか。
初めて運営する場合そういった事がわからないという人がほとんどかと思います。
ここでは最初に登録しておきたいサイトを5社、特徴や掲載までの流れを簡単にご紹介させていただきます。
【1】楽天トラベル / Vacation STAY
1社目は楽天トラベル / Vacation STAYです。
残念ながら楽天トラベルは現在新規参画の受付を停止しております。(2023年5月24日時点)
再開した際には是非登録したいサイトです。再開時期は未定となっております。
その代わりというわけではありませんが、楽天グループの楽天ステイ株式会社が運営する宿泊・民泊予約サイト「Vacation STAY」では新規参画が可能で、楽天トラベルサイト内でも掲載されます。
その際は施設名の後ろに【Vacation STAY提供】という文字が入ります。特に見え方に大きな違いはございませんが、楽天トラベルのセールやプロモーションには参画できません。楽天トラベルの新規受付が再開されるまではこちらをご活用することも検討してみてください。
・Vacation STAY
Vacation STAYの特徴は、民泊物件を国内と海外の両方にアプローチできる点です。
民泊に強いサイトですので、ホテルや旅館の場合はやはり楽天トラベルへの参画がお勧めです。
URL:https://vacation-stay.jp/host.html
STEP 4に関しては料金・在庫の設定となりますので、基本的にはサイトコントローラーから行うものとなります。
ねっぱん、AirHost、Beds24、suitebookをご利用の場合は連携/連動サイトとしてVacation STAYを追加することでそのままご利用いただけます。
【2】じゃらん
2社目はじゃらんnetです。
こちらも国内大手の宿泊予約サイトとなりますので是非登録しておきたいサイトです。
じゃらんは他のサイトと比較して温泉宿の掲載が多いので、旅館や温泉がある施設様には特にお勧めです。特に検索機能に「温泉かけ流し」「露天風呂付き客室」といった温泉のタイプ別で絞り込みが出来る仕様になっているのが大きな特徴です。
URL:https://www.jalan.net/jalan/doc/howto/10sankaku.html
必要な環境は下記の通りです。ご確認ください。
・インターネットとメールが使用できる環境であること
・じゃらんnetからの通知を受け取れる電話とFAXがあること
※予約通知等の重要なお知らせはFAXで送信いたします。FAXは、電話回線とは別の回線をご用意ください。
じゃらんでは固定電話とFAXが必要ですのでご注意ください。
【3】Yahooトラベル / 一休
3社目は一休.com / Yahoo!トラベルです。
こちらは独自の審査により掲載されるサイトが一休.comになるかYahoo!トラベルになるかはわかりません。掲載サイトの指定はできませんのでご注意ください。
違いとしては一休.comは高級旅館やホテルを扱い、Yahoo!トラベルは幅広くいろいろな施設を扱うといった感じでしょうか。
ユーザー層としては一休は40代以上、Yahoo!トラベルは20代、30代の若者が多く利用されます。
https://www.ikyu.com/help/faq/faq_entry.htm
審査期間が長めなので早めの申し込みがお勧めです。
【4】 Booking.com
4社目はBooking.comです。
Booking.comは海外の宿泊予約サイトで世界最大規模の旅行サイトです。
最大の特徴は、宿泊施設の掲載件数が世界最大(100万軒以上)ということです。
世界中にいるユーザーがいる最大級の予約サイトですので、インバウンドの集客を狙う施設様はBooking.comに登録するだけで大きな訴求力となります。
URL:http://join.booking.com
掲載までの流れ
国内サイトに比べて審査が早く、わりとすぐに販売ができるので最初にBooking.comで販売開始する施設様も多いです。
他のサイトの申請(審査待ち)の間にBooking.comの販売をしておくのが効率的です。
【5】 Expedia
5社目はExpediaです。
Expediaの最大の特徴はダイナミックパッケージが予約可能なコンテンツとしては世界最大の規模を持つ海外OTAということです。
ホテルと航空券が同時に予約可能なので手軽に旅行計画を立てることができます。
JAL、ANAではマイルを貯めることもできますので、飛行機をよく利用するユーザーには人気のサイトです。
URL:https://apps.expediapartnercentral.com/ja_JP/list?lang=ja&_ga=2.177804582.2037717949.1684207076-845410665.1683867236
掲載までの流れ
Expediaは管理画面の発行が早く、審査待ちの間に管理画面の操作ができます。すべての機能が使えるわけではありませんが、審査完了とほぼ同時に販売開始できるのが強みです。
【6】参画時に必要なもの
新規参画の際に必ずと言っていいほど必要になるものがございます。
まずはこちらをご用意ください。サイトによっては提出を求められないものもありますので詳しくは各サイトをご確認ください。
・営業許可証のコピー
・銀行口座
・通帳のコピー(表紙、裏面1ページ目)
・法人であれば登記簿謄本
・PC、ネット環境
・電話番号、メールアドレス
・FAX(じゃらん必須)
当たり前と言えば当たり前の内容ではありますが
登録時に営業許可証が手元にない、銀行の通帳がないということがあるとそれだけで時間が掛かってしまいます。
事前にすべて揃っているか確認してから登録ください。
【7】さいごに
今回は5社を厳選してご紹介させていただきましたが、比較的登録されている施設様が多いサイトを簡単にご紹介いたします。
・るるぶトラベル
・skyticket(スカイチケット)
・Agoda(アゴダ)
・Trip.com
それぞれ特徴はありますので気になった方は公式サイトをご確認ください。
ここでは数社ご紹介させていただきましたが、実際にはもっと多くのサイトがございます。
すべてのサイトに登録すれば露出も増えるしたくさん売れるんじゃないかと言われればそうではありません。
サイトを増やせば増やすほど登録作業や管理の手間が増えてしまい手が回らなくなってしまいます。
施設に合ったサイトや販売方法をしっかり把握することで効率よく販売ができます。
全然意味が分からない、面倒くさそう、他の業務があってサイトの管理までできない、そういう方もいらっしゃると思います。
弊社では最初の登録だけの初期コンサルティングや、PC作業や販売料金を考えるのが苦手な施設様の運営代行も行っております。
ご相談だけでも構いませんので、これから宿泊施設を運営していきたいとお考えの方は是非ご連絡ください。