こんにちは。須藤です。今回初めて投稿させて頂きます!
海外OTAって聞くと「海外ユーザー向けでしょ?」と思う方が多いかもしれません。
インバウンド需要がない状況が続いていますが、実は海外OTAを利用する国内ユーザーも増えてきています。さらコロナ禍が落ち着けばインバウンド需要も戻ってきます。
今のうちに海外OTAの機能や仕組みを把握して、国内+海外の両方からユーザー獲得ができるよう強化しておくことをオススメします!
プロモーション等具体的な方法をご案内する前に、まずはBooking.comの便利な機能をご紹介させていただきます。
【Booking.comのアナリティクス機能】
■アナリティクス・ダッシュボード
管理画面の上のタブ一覧のアナリティクスをクリックすると項目がいくつか出てきます。
まずはアナリティクス・ダッシュボードを見てみましょう。
売上をはじめリードタイム・国別様々なレポート見ることができます。さらに詳しく見たい場合は、比較対象を選択することで、前年やマーケットと比較することができます。
私が特に見ているのは一番下にあるリードタイム情報です。
▼リードタイム情報▼
アナリティクス・ダッシュボードの「マーケット」を選択した後にリードタイム情報を見るとマーケットの情報が反映されてみることができます。
▼マーケットの情報が反映されたリードタイム情報▼
マーケットがコロナの影響で先が見通せない中、他のホテルはどんな感じで動いていてどのくらいの平均単価で販売しているのかを参考に見ています。
この場合0日~1日以内(直前)を見てみると、直近がマーケットと比べて弱いのがわかります。
今度は平均客室単価を見てみるとマーケットと比べて5,000円ほど高いと出ています。
これらを参考にしてホテルの価格調整を行ったり、リードタイムの傾向をみて予測を立てたりしています。
■キャンセルの傾向
コロナ禍においてあまり参考にならなくなっていますが、今後状況が落ち着き平時に戻ったときには便利な機能です。
▼キャンセルの傾向▼
予約日に対してどのくらいキャンセルの割合があるのか一目でわかります。
もちろんキャンセルされないことが一番良いですが、こればっかりはどうしても避けられません。
キャンセルの傾向がわかっていれば事前にどのくらい予約を確保しておけば、
キャンセルされた場合でも売上はこのくらいになるといった先々の売上予測も立てることができます。
■競合設定
マーケットの情報は先ほど記載させて頂きましたが、周辺のホテルはどのくらいで販売しているのか、
リードタイムはどのくらいなのか知っておくのも重要です。そんな時は競合設定を行うと便利です。
チェックボックスにチェックを入れると先ほどご紹介したアナリティクス・ダッシュボードの比較対象を選択すると設定した競合の平均が表示されるようになります。
ホテル別に細かく見ることはできませんが、これを設定することで周辺のホテル状況もわかってくると思います。
これらの機能を活用し、少しでも皆さまのホテル運営の参考になればと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!!