新城です。
ここ数年で、耳にするようになった「ワーケーション」という言葉。
お客様との会話の中でも、特にコロナ禍に入り頻繁に出てくるようになりました。
“ワーケーションとは?”
ワーケーション(英語:Workation)とは、「ワーク」(労働)と「バケーション」(休暇)を組み合わせた造語(かばん語)で、
観光地やリゾート地でテレワーク(リモートワーク)を活用し、働きながら休暇をとる過ごし方。
在宅勤務やレンタルオフィスでのテレワークとは区別される。
働き方改革と新型コロナウイルス感染症の流行に伴う「新しい日常」の奨励の一環として位置づけられる。
出典:ウィキペディア(Wikipedia)
リモートワークと混同されがちですが、観光地やリゾート地で労働&休暇を取るというのがワーケーションの立ち位置となっています。
日本の大手企業でも導入する動きもあり、世界でも注目されている新しい働き方です。
Webでよく目にするメリット・デメリットをまとめてみました。
【メリット】
・場所にとらわれず、非日常の環境で仕事ができる
・リフレッシュや休暇取得の促進
・「働きながら休む」というより「休みながら働く」
・社員のモチベーションがアップ
・地方の活性化
・オフィスの維持コストダウン
【デメリット】
・メリハリがつけにくい
・初期コストがかかる
・セキュリティの不安
こんなところでしょうか。
場所を選ばずに仕事ができるとなると、今まで都市部に集中していた人口も分散されますし、
人が集まれば、地方が活性化されます。
そういった意味でも、ワーケーションを誘致する自治体も増えてきました。
沖縄ではどれほどの盛り上がりを見せているのでしょうか?
2020年10月より、沖縄県でも文化観光スポーツ部 観光政策課が
新たな観光ツールとしてワーケーションの確立、誘致促進、認知拡大を図るため
「沖縄ワーケーション促進事業」を実施しています。
ワーケーションのニーズ調査、環境を整えるための資金援助策考案、事業者向けのセミナーなど
様々な取り組みを始めているようです。
まだ始まったばかりの事業ですので、これからもっと幅が広がっていきそうですね。
ちなみにオンライン上でも、ワーケーションを扱うサイトが増えてきています。
OTAの中にワーケーションの特設ページを設けるところから、ワーケーションというくくりでは無く、「長期滞在」を商品として販売しているサイト、
かたやワーケーション専門のサイト、定額制のサブスクまで様々なサイトがあります。
▼ellcano
https://ellcano.com/
▼RESORT WORX(リゾートワークス)
https://resortworx.jp/
▼otell
https://otell.jp/
▼HufH
https://www.hafh.com/
▼U-boku
https://u-boku.com/
コロナ終息後、もしかしたらリモートワークは今より減るかもしれません。
ワーケーションという働き方を選びづらい世の中になるかもしれません。
人口もまた都市部に逆戻りするかもしれません。
しかし、コロナ以前から働き方の選択肢として存在していたワーケーション。
ある程度のニーズは引き続きあるはずなので、商品ラインナップとしてそろえていても良さそうですね!