ホテルや旅館、民宿、ペンション、コンドミニアムなど
今の観光宿泊ビジネスにおいて、WEBの活用は非常に重要です。
WEB集客には様々な方法あがりますが、有効な手段の1つ、ブログやSNSなどを
活用した情報発信ツールの運営は欠かせません。
ブログやSNSの継続的な更新をすることは、より多くの新規ユーザーに対し
施設やサービスを知ってもらうこどができ、来ていただけるきっかけづくりになります。
しかし、いろいろ施設様のサイトをみていると、サイト内にブログを設けてはいるが、
施設概要や客室詳細、施設までのアクセス、宿泊プランなどの
基本的な情報ページは公開しているものの、ブログに関しては、
更新頻度が少なかったり、うまく活用できていないものが多く見られ、
凄くもったいなく感じることがあります。
【観光の情報収集は紙や電話からWEBへシフト】
近年の旅行スタイルは団体旅行からグループ・個人(FIT)へと変化し、
また、スマートフォンの普及に伴い、観光・宿泊施設の情報収集や宿泊などの予約も
雑誌・電話からWEBへシフトしています。
このような変化に合わせて、施設側もいかにWEBで多くの情報を発信していくか
ということが大切になります。
これから旅行の計画立てようとしている新規ユーザーが施設様のサイトを訪れても
ブログの更新頻度や情報量が少なかったり、最新の記事が数カ月前の状態だと、
新鮮味が無く、施設への関心も下がり、結果「ほかの施設を探してみよう…」と
他社にいってしまう可能性も高くなることはイメージがつきますね。
そのようなリスクを避けるためにも、ユーザーへの認知や予約獲得の向上を図るのに
ブログやSNSでの情報発信が大きく役立ちます。
【情報はできるだけテキスト化しよう!】
掲載するコンテンツはできるだけテキスト化することが大切です。
よく見受けられるのが、例えば、ホテル主催のイベントやレストランの
特別メニュー案内告知などの記事で、チラシ画像をベタ張りし、
画像化したために小さく見にくくなった開催日時や期間だけを
テキスト記載しているものがありますが、それだと検索にはかかりません。
記事は検索にかかりやすくするために、
・読んでメリットがあるようなタイトルにする
・タイトルに記事で狙っているキーワードを入れる。
・できるだけそのイベントや特別メニューの詳細なども
テキストベースで掲載していく
を意識して作成することが望ましいです。
また、掲載記事に関連する宿泊プランやレストランの予約フォームへ誘導したい場合は
記事の最後に「ご予約はこちら」など目立つようにリンクを設置することで
予約獲得向上にも繋がります。
せっかく情報を発信するツールがあるのですから、停電や料金改定、
利用時間の変更といったお知らせ程度だけでなく、
施設主催のイベントやキャンペーン、期間限定の特別宿泊プラン、季節料理の新メニュー、
周辺地域で開催するお祭りやその模様などなど、
思わずここに泊まりたい、予約をしたいと思わせるような
魅力を感じるコンテンツもどんどん盛り込んでいきましょう!
更新頻度は少なくても週2回が良いようです。
週に2回といっても、一人でやるのは大変です。
日々の業務もあるわけですから、本来の業務に追われていると
なおさらブログに時間をかけることは難しいですよね。
そのような場合は、何名かで分担するなどして更新頻度をあげていきましょう。
また、頻繁な更新となると、ネタがダブったり、マンネリ化してしまうケースもあるので、
カレンダーに何について書くかプランを前もって作っておくのも良いかもですね。