さて、「良いものが売れる」という時代は過去のものと言われていますが、多くの企業は商品だけではなく、マーケティングを重視し、いろいろなアプローチをかけています。
良いサービス、良い商品だけでは売り上げに繋げることが難しく、消費者心理が購買行動に大きな影響を与えているからです。
そこで!消費者心理を活用したWEBマーケティング方法をご紹介します。
アンカリング効果
人が何かを判断する時、最初に見た数字などが大きな影響を与える事。
例)サマーセールでお一人様一泊5000円だった場合。
圧倒的にBの方が得した気分になり、購買意欲は高くなりますよね。
フレーミング効果
フレーミング効果とは、情報の意味する内容が同じでも、問題や質問の提示のされ方によって意思決定が異なる事。
例)100人中80人が口コミ点数を満点の★5にした場合。
A → 80%のお客様が満点評価の宿!
B → 20%のお客様が4以下評価の宿!
極端ですが、もちろんAが泊まりたくなりますよね。
マッチングリスク意識
マッチングリスク意識とは、何かを買うとき「ほんとにこれは自分に合うのか、購入して大丈夫か」という不安感です。
ネットでの購入になると、販売員との接触がない分余計不安を感じてしまいますよね。
買いたいな、でも不安だからやめておこう。となると大きな機会損失!
それを取り除くことが出来るのが、口コミのようなユーザーの声が聴ける場を設ける事です。
お客様の感想や顔写真を入れることで、信用度がぐっと増します。
実体験が書かれていることで、自分が使用した場合のイメージがしやすく、購入へのハードルを下げてくれます。
また、口コミがあった場合は必ず返信をしましょう。
新規ユーザーからの安心感や、リピーターへ信頼関係、悪い口コミがかかれにくいという嬉しいメリットがあります。
松竹梅の法則
商品を松竹梅の3つのグレードに分けると、極端の回避性とも呼ばれ、竹が一番売れる傾向にある事。
特に日本人は極端な選択肢は避け、真ん中を選ぶ傾向があります。
何なんでしょうね~。
3つグレードが分かれると、安いので失敗したくないな~、でも一番上は高いしな~じゃあ真ん中で!ってなる感じは。
売りたい商品を竹にし、松竹梅で並べて販売するといいですね。
3つにわけることによって意味があるので、4つにしたり、2つにしたりするのは望ましくありません。
梅をうまく利用しているのが、マクドナルドです。
100円マックと安さで集客し、店内に入ると、期間限定の商品のPOPやPR、結局ポテトやジュースのセットをオーダーしてしまい、気づけば1000円弱使っちゃう。ってことありませんか?
私、いろんな場面でこの法則に引っかかりまくっていると思います。
あっ男性のみなさん!
初デートの時は、松にした方がグッと来るデータもありますよ。(適当)
スノッブ効果
スノッブ効果とは、他人と同じものは消費したくない、他人とは違うものが欲しいという心理が作用し、入手困難であるほど需要が増加する事。
「限定」や「沖縄でここだけ」とか、希少性を強調されるとなんか欲しくなりますよね。
スノッブ効果と反対の意味をもつバンドワゴン効果
商品・サービスを支持する人が多ければ多いほど、顧客がその商品やサービスで得る満足・安心感が増加する効果で、支持が一層強くなる事。
facebookとかもそうですよね。みんながやっているから始めてみたという人も多いと思います。
「みんなが行ったことあるから」「みんなが持っているから」「当店NO1ならとりあえずこれで。」
など、このマーケティングは日本人に最も効果かも?!
服従原理
服従原理とは、権威ある他者からの指示や言動には人は服従し、従ってしまうという心理効果の事。
商品やサービスのイメージタレントが
「〇〇〇〇子」も絶賛!〇〇〇美容液!
「モンドセレクション金賞」〇〇〇健康食!とかいろんなところで見かけますよね。
個人的には、私が一番警戒するやつです。
裏でお金が発生してしていそうだからです。←猜疑心の塊|д゚)
まとめ
いかがでしたか?
少しですが、消費者心理を活用したWEBマーケティングでした。
同じ商品やサービスでも、広告・サイトデザインや書き方次第で売上げは大きく変わります。
今回ご紹介した消費者心理を踏まえた上で、意識的にこれらの効果を取り入れながら、サイトの売上げアップを狙ってください。
取り入れても上がらなかった場合の責任は一切負いませんのでご了承ください(‘◇’)ゞ
それでは、また(^^)/