こんにちは、ファイブスターコーポレーションです。
今回は、施設様から質問が多かった《楽天トラベルボーナスプログラム》について簡単にまとめてみました。
案内が来たけど内容がよくわからない、参画してみたいけどどんな効果があるのかわからない、参画したけど効果が出ているのかわからない、そういった方々の参考になればと思います。
簡単ではありますが最後までご覧いただけると幸いです。
はじめに
今回は楽天トラベルの新サービスをご紹介をさせていただきますが、各OTAで様々な施策やキャンペーンを行っております。
どの施策が一番効果があるのかは施設様の客層や販売方法によって差があります。
このプログラムを利用することで売り上げが伸びる、予約が増えるといったことが確約されるものではございません。
楽天トラベルの予約を増やしたい、最近いまいち動きが良くない、そういった悩みを抱えている施設様の一つの対策案として見ていただければと思います。
【1】概要
まず、楽天トラベルボーナスプログラムとなにか?というところから説明させていただきます。
このサービスは今年の1月末から始まった新しいサービスです。以前は同じようなサービスで《プリファードプログラム》というものがあり、ボーナスプログラムはそれがバージョンアップしたものと言えます。
ボーナスプログラムとは、楽天トラベルで宿泊した回数に応じてポイントの付与倍率がアップするというものです。
いつも楽天トラベルを利用する方にとってはポイントが貯まりやすくなりますので、
ボーナスプログラムに参画している施設が選ばれやすくなり、結果的に施設の予約が伸びるということです。
ユーザーは宿泊回数が増えるほどポイント倍率が上がりますので、リピーターの確保にも繋がります。
※基本を1倍としているので最大3.5倍となります。
ポイントアップの流れ
条件としては1予約あたり1万円以上の国内宿泊が対象となります。
前月末までの宿泊実績が毎月4日頃に反映されます。
レベルに応じて対象施設のポイントがアップ!
対象施設には一目でわかるアイコンが付いています。
【2】旧プリファードプログラムとの違い
ボーナスプログラムの前はプリファードプログラムという名前で似たようなサービスがありました。
では何が変わったのでしょうか?
プリファードプログラムはポイントが一律で2倍となっており、宿泊回数によるランクアップがありません。
基本的にはこの部分と施設名のところに付くアイコンが違うくらいです。
年間5回以上宿泊される方はボーナスプログラムの方がお得になりますが、5回未満の方は2倍未満となるので少し損をする形となってしまいました。
ヘビーユーザーを手厚くもてなし、ライトユーザーをヘビーユーザーに引き上げたいという意図があるのかなと思っております。
以前は施設名の横に光のマークみたいなものが付いており、ここで対象施設の判断をしていました。
【3】参画条件、注意点
ボーナスプログラムに魅力を感じた方もいるかと思いますが、誰でも参画できるわけではありません。
表現が曖昧にはなってしまうのですが、
宿泊者からの総合評価点が高い
多くの宿泊実績がある
等の楽天独自の条件を満たした施設に限り参画することができます。
つまり、新規で楽天トラベルでの販売を開始した施設や、楽天トラベルでの販売に注力されていない施設などは条件を満たさないこともございます。
まずはしっかり販売して実績を積み、クチコミも増やしていくことが大事です。
また、参画には手数料が必要となり、最低3%から参画可能です。
手数料分をユーザーにポイントとして還元するという認識で良いと思います。
この料率は1%ずつ上げることが可能であり、高い料率を掛けることで掲載順位を上位に押し上げて露出を高めるという効果があります。
プログラムの利用は1か月ごとに更新しているので、数か月お試しで参画してみるのも良いのではないかと思います。
退会しなければ更新は自動で行われますが、事前にお知らせメールが届きますので効果を感じずに止めたいという場合は
メールが来たタイミングで退会希望を出せば大丈夫です。
参画後は管理画面にポイントアップ対象予約売上という項目が追加されますので、売上がどれくらいあったのか確認することができます。
効果測定もしながら上手く活用してみてください。
【4】さいごに
今回は楽天トラベルのボーナスプログラムについて説明させていただきました。
冒頭でもお伝えした通り、これに参画したから予約が大きく伸びる、売上がアップするという保証はありません。
競合施設に負けないためだったり、露出を高めるために参画するなど理由は様々です。
OTAにはいろんな広告やクーポンが無数に出回っております。
参画しないよりは参画した方が効果はあると思いますが、その分費用負担が増えていきます。
効果のありそうなものをしっかりと見極めて参画することをおススメいたします。
興味はあるけどよくわからない、作業できる人員がいないという施設様は是非弊社にご相談くださいませ。