アフィリエイトサービスプロバイダ(ASP)最大手のバリューコマースがDirectInのダイナテックを子会社化したようです。ここ
HotelAds以外の広告屋が進出してきたのは初めてではないでしょうか。
バリューコマース
バリューコマースはアフィリエイト広告を展開し、大手企業を広告主として持つASPの最大手です。日本で初めてアフィリエイトサービスを始めたと言われています。他ASPに比べ比較的審査が通りづらかったように記憶しています。
いつのまにかYahooの子会社になっている模様です。
アフィリエイト広告
成果報酬型の広告です。よく「アフィリエイトで月〇〇!」とかいうページを見かけます。あまりいいイメージを持たない方も少なからずいると思いますが、別に胡散臭い商品ではありません。登場人物は3種。
- アフィリエイター:自分のサイトに広告を貼り、クリック後購入されたら報酬を受け取る
- ASP:アフィリエイターと広告主の仲介役
- 広告主:広告を出稿する側
例えばPCを売りたい広告主がASPに広告を出し、ASPはアフィリエイターにこんな広告あるよと紹介します。PCに関するブログを有するアフィリエイターが広告をそのページに貼り付けます。そのブログに訪れたユーザが広告をクリックし、PCを購入したらアフィリエイターは報酬を受け取ります。もちろん高額商品ほど報酬は上がる傾向にあります。また広告主からしても、成果報酬なので購入されない限り広告費は発生しません。
稼ぎたいからアフィをやっているというアフィリエイターももちろんいますが、その商品が好きだから・その会社のファンだから紹介しているといったアフィリエイターも存在し、彼らは熱心にPRしてくれます。企業からすればありがたいですよね。
とまぁ誰も損しない良い広告だと思いますが、むりやり広告を踏ませようとする悪質なサイトがあったりするのも事実なので、イメージは良くないかもしれません。
実はアフィ市場は上がり続けているそうです。リスなどプレイヤーが増え競争が激化し皆疲れているといった見解があります。
DirectIn経由でアフィリエイターに自社をPRしてもらうことができるようになると思います。
宿泊業界は他業界に比べデジタル領域に弱いように感じていますが、WEB販売・WEBマーケについて考えるよい機会になればと思います。