突然ですが、文化財といえば皆さんは何を思い浮かべますか?
建築から芸術作品、伝統芸能など有形無形問わず様々ですが、実は“泊まれる“文化財”もあるんです!Σ(・ω・ノ)ノ
江戸時代にできた建物、明治にできた大浴場、創業から今も変わらず残るその建物はレトロな雰囲気満点!
普通の旅館とは一味もふた味も違い、夏目漱石や福沢諭吉などの文豪や偉人が愛した旅館も数多くあります( *´艸`)
非日常を味わいに、旅行の際の泊まる場所の候補として是非検討してみて下さい(^_-)-☆
と、いうわけで今回は
ここに泊まれるの!?有形文化財に指定された老舗旅館(群馬県編)について
お話していきたいと思います(-ω-)/
一世紀以上の歴史を持つ大浴場「法師温泉 長寿館」(群馬県・みなかみ町)
出典:http://www.houshi-onsen.jp/furo.html
法師温泉・長寿館の最大の特徴は歴史ある大浴場で、国鉄時代のポスターの舞台にもなった場所。
1世紀以上の歴史を持つ建物の中は明治の雰囲気ムンムン!
温泉も効能も申し分なし。
行灯がともる夜は雰囲気がさらに増し、これ以上ない非日常の空間に。
温泉の後はこだわりの夕食を。
水から米、野菜にいたるまで厳選した格別の味覚を、群馬の地酒をお供に楽しみたい。
近くにはスキーやフジロックフェスティバルで有名な苗場が。
行き帰りで立ち寄るのもおすすめです。
ただし立ち寄り湯はお昼の時間帯のみなのでお気をつけ下さい。
『千と千尋の神隠し』のモデルの一つと言われる「積善館」(群馬県・中之条町)
出典:http://tabit.jp/archives/2040
草津や伊香保以外にも群馬には味わい深い温泉街がいくつもあります。
”四万の病を治す”が由来と言われている四万温泉もそのひとつ。
ジブリアニメ『千と千尋の神隠し』のモデルのひとつといわれる旅館積善館をご紹介。
夜に煌々と輝く建物はまるで映画の世界に迷い込んだよう。
元禄4年(1691年)に建てられ日本最古の木造湯宿建築といわれています。
建物だけでなく温泉もオススメ。
お風呂で注目なのは洋風を先んじて取り入れた大正ロマネスクの雰囲気をそのまま残した「元禄の湯」。
本館と少し離れたところに山荘があり避暑地としても利用する人も。
さらにもっと奥には「佳松亭」という最も厳かな建物が。
ジブリに温泉、奥へ行くほど深みのある宿。これは行きたい!
あの司馬遼太郎も泊まった! 駅前の老舗「豊田屋旅館」(群馬県・高崎市)
出典:https://www.flickr.com/photos/mksd/3423527649/
高崎駅を降りてすぐ、再開発の進む駅前エリアの中で唯一当時からの厳かな姿を残す明治時代からの老舗旅館豊田屋旅館。
かの歴史小説家、司馬遼太郎も泊まったこともあるそう。
現在は残念ながら宿泊はできないものの、料亭として訪れることができます。
料理は美味しく値段も良心的。
有形文化財の中での食事はなかなか経験できるものではありません。
ちなみに少し西に行くと富岡製糸場が。
世界遺産を訪れる前のお食事スポットにもいいかもしれません。
(情報:towner)
今回はここまで!(/・ω・)/
次回は茨城県編についてお話したいと思います(*’ω’*)