沖縄で観光する際、交通手段といえばほとんどの方がレンタカー、モノレールという選択肢になるかと思います。
モノレールは現在延伸工事をしており、10月1日に運航開始ということで昨日決定したようですが
実は沖縄でもモノレールとは別に鉄軌道を通そうという計画があるのは知っていましたか?
定期的に我が家の郵便受けに新聞のような最新ニュースが届くので今回はきっと県外の人はほぼ知らないであろう鉄軌道計画のお話をしようと思います!
いつから計画が始まったの?
平成26年10月から始まりました。
どこからどこまでをつなぐの?
那覇ー名護をつなぐ予定です。
どんなルートを通るの?
那覇市―浦添市ー宜野湾市ー北谷町ー沖縄市ーうるま市ー恩納村ー名護市
上記が推奨ルートとなったようです。
那覇ー名護間の時間はどれぐらいかかるの?
上記の推奨ルートでは59分の予定です。
着工してから完成までの時間は?
15年(予定)かかります。
鉄軌道を作るのにどれくらいのお金がかかるの?
6100億円
最初にも言いましたが、沖縄はとにかく公共交通機関が弱いと感じます。
車で移動したとしても様々な場所が渋滞していますし、バスレーンなどの特殊な交通事情もあますし、モノレールは短いし・・・
地元に住んでいる方も観光客の方もある程度の不満は感じているのではないでしょうか。
那覇から名護まで実際に鉄道が通れば渋滞も緩和される可能性もあり、もし鉄軌道の料金が安ければ沖縄の今後の発展のためにも是非開通して欲しいです。
ただ、予算の問題や、開通した際の自然への影響、実際黒字に転換できるか、料金を抑えることが出来るのか、作ったとしても本当に使用されるのかなど
様々な問題があるかと思います。(実現するのかどうかも・・・)
駅から目的地や宿泊施設、自宅までの距離はバス移動を前提としていますが、バスが高い・時間通りに着かないので乗らない。
それなら最初から車で移動するのでそもそも鉄道は使わない。
そのような悪循環にならないように
バス・モノレール・鉄軌道すべての公共交通機関が協力して車が無くても沖縄県内様々な場所に移動しやすい社会が出来てほしいですね!