海外の宿泊予約サイトはレートパリティで。

さて!!!
ほとんどの宿泊施設様が必要不可欠なツールが宿泊予約ポータルサイトです。
私もどこかホテルに宿泊する時は電話ではなく、ネットでポチっと予約しちゃいます。
【宿泊施設側の実施効果が高い取り組み】について、
ある統計では「宿泊予約ポータルサイトで集客を行っている」
と回答したのが73.3%と非常に高い数値が出ています!
日本ではなじみのある宿泊予約ポータルサイトは、
楽天トラベル、じゃらんNET、るるぶトラベルなどがありますが、
2013年ごろから、海外サイト経由の外国人観光客の予約が急激に伸びており、
今は4人に1人が外国人のお客様と言われ、無視できない存在になっています。
日本の宿泊予約サイトを
海外サイトが追い抜くホテルも出始めてきました。
そこで、重要になってくるのが「Rate Parity(レートパリティ)」

レートパリティとは

レートパリティのParity(パリティ)とは、「公平 」という意味があり、
すべての料金・すべての予約経路において、予約方法の手段を問わず、
お客様が予約問い合わせを試みた時点で同じ料金を提供するという料金設定方法です。
簡単にいうと、各サイト料金を揃えなさい!ということです。
日本ではレートパリティという概念があまり浸透していないため、
各サイト料金がバラバラな事が多いです。

なぜ、料金を揃える必要があるのか。

海外では、旅行サイトを一括で比較できるメタサーチで予約を取るのが一般的。
※日本で主流なのは、トリップアドバイザー
分かりやすくたとえると、
海外サイトは、日本の家電量販店のような状態で、
各社「最低価格保証」を謳っています。
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なので、ホテルがどこかのサイトだけに安い料金を出すと、
他のサイトが自動で料金チェックをしているため、
すぐにアラートメールがホテルに届きます。
○○では10,000円ですが○○では9,000円になっております。
早急に料金をご変更ください。
的なメールです。
海外サイトは、競合サイトの料金と在庫を常に監視しているんです。
ちょっと怖いですね。
さらに!
料金が他のサイトより高いと、
予約が入らないように検索順位を下げられてしまうんです。
やっぱ怖いですね。
ですが、実際に米国の研究機関よると、
「料金にバラつきがある場合6割のお客様が離脱する」という統計データを発表しています。
レートパリティって大事なことなんです!
ということで、次回は海外宿泊サイトの特色と割引料金の考え方やポイントをご紹介します!
それでは、また(^^)/

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