目標に向かって意思統一

今年、2回目の投稿となります。金城です!
突然ですが、みなさんは職場でOJTという言葉を聞いた事はないですか?
なんとなく分かるけど、実際にどういう事なのかは分からないという方も多いと思います。
そこで、私自身も気になっていたので、勝手に調べてみました。
 
OJTとは、「On-the-Job Training」(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)の略称で、実際の職場で
実務を通して学ぶ訓練の事です。
これに対して、実際の業務から離れて行う研修などの事をOff-JT(Off the Job Training)というようです。
OJTは、「通常の業務をしながら職場の上司や先輩にその仕事を教えて頂く」事です。
当たり前の事のように思えますが、しかし実際にやってみると難しいかも?
通常の業務をしながら教えていく事は、十分なOJTが出来ているのか不安になりますよね!
 

OJTの基本 4つの手順と3つの原則

・4つの手順
Show(やってみせる)
Tell(説明・解説する)
Do(やらせてみる)
Check(評価・追加指導を行う)
 
Showでは、まずその仕事をやって見せ、仕事の全体像を分かってもらい、具体的なイメージを持ってもらう事
Tellでは、具体的に仕事の内容を説明し、どういうものなのか、意味や背景を教え、質問を用いる事でOJTの効果が上がる
Doでは、実際にその仕事をやってもらう、初めての時は横について見てあげる
Checkでは、Doで出来ていなかった事や、Tellでは教えていないような細かい事を教えていく。Doの評価も行い、その評価をもとに次の計画を立てる
 
・3つの原則
意図的・計画的・継続的
 
意図的では、どのような目的をもってそのトレーニングを行うのかを認識する事
計画的では、しっかりとした計画に基づいてトレーニングが行われる事
継続的では、1度で終わってしまうトレーニングではなく、反復的に、また段階的にトレーニングが実行される事
 
これらの原則が守られることが、OJTにおいて最も重要で、質が保たれるとありました。
私自身、まずその仕事をやって見せる事と、継続的に続かない点が、以外と忘れがちなのかな・・・
 

OJTのメリット・デメリット

◉メリット
・実際の仕事を通して学べるので、研修と仕事のズレが小さく効率が良い
・トレーニングを通して、先輩と新人の人間関係が構築できる
・新人のペースに合わせる事が出来る
・日々の業務で継続的に実行出来る
・外部講師や研修時間などの費用がかからない
 
◉デメリット
・指導者の負担が大きくなる
・指導者の能力によってトレーニングの質にバラツキが出る
・業務の中で学ぶので、途切れ途切れのトレーニングになる事もある
・計画作成の手間がかかる
・新人育成が現場任せになりがち
 
このように、メリット・デメリットもありますが、Off-JTと組み合わせて、上手くOJTを活用したいものですね!
 

第一次世界大戦にできた手法

人手不足の造船所をなんとかしなければいけなくなり、大量の新人を教育・訓練するために、緊急要員訓練プログラムを作ることになり、
その責任者、チャールズ・R・アレンが考案した、4段階職業指導法にOJTは由来しています。
4段階職業指導法! どこかで聞いた事はありませんか?
太平洋戦争時、世界最強と呼ばれた海軍大将(やまもと いそろく)の

「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば、人は動かじ」
これはとても有名ですよね!
現在でも、多くの企業などで高く評価されている、OJTの基本ですね。
さぁ~ 明日から実践だー・・・

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