2019年GWの料金コントロールについての注意喚起

2月も終わり沖縄は、だんだんと暖かくなってきてました。

GWに先駆け佳境に入ってきている中、GWに関するこんなニュースを見かけました。

ゴールデンウィーク10連休の過ごし方…

こちらは『Ponta』運営のロイヤリティマーケティングが調査した消費意識調査のニュースです。今回調査した内容は大きく分けて2つ。

・今年のGW休暇は何日になる予定ですか?

・今年のGWはどのように過ごしたいですか?

こちらの資料が画像をご覧ください。

 

GWももう2ヶ月を切りました。まだ計画を立てていない方や出かける予定がない方もちらほら目立ちますね。

さて皆様にここで今一度考えて頂くきっかけになれたらと思いこんな質問をさせて頂きます。

「GWに設定している価格。その価格設定は本当に適正ですか?」

今年は10日もある長期のGW。

もちろん需要があるこのシーズンは、高単価で市場が動くことでしょう。

ただ俯瞰して見てみるとどのエリアもGW中の価格設定を

相当高く設定している施設が多い印象を受けます。

もちろん悪いことではありませんし積極的に料金コントロールはしていくべきです。

ただやみくもに高い料金設定のまましておくといざという時に対応が難しくなります。

高い料金設定をされている施設やADRを意識されてる方はこんなことも意識して頂ければと思います。

・料金レートを下げてマネジメントする勇気

キャンセルを想定してのアクション

他にもいくつかございますが、一旦こちらをピックアップ。

 

▼料金レートを下げてマネジメントする勇気

先ほども触れましたが、高レートで設定している施設は今一度意識してみてください。

エリアの料金レート、施設のホテルタイプ、ニーズやポテンシャル、競合施設の価格など。

とにかく高い印象など受けませんか?インバウンドのお客様は、予約しにくい価格設定になっていませんか?

ダイナミックパッケージの関係で3月の上旬~中旬辺りから恐らくキャンセルが増えるでしょう。今は高く設定し、直近で価格訴求をしても予約成立に繋げるというケースが難しいと予想されます。

なのでリードタイム、各OTAのキャンセル率などデータ集計し、目標達成に向けた価格コントロールで早めの囲い込みを行うマネジメントが必要だと感じております。

※在庫が少ない施設や一棟貸しなどの施設は除きます。

▼キャンセルを想定してのアクション

正直今回のGWの影響でどれぐらいのキャンセル率かを予想するのは困難です。

だからこそいくつかのパターンを想定して動いて頂きたいです。

・返金不可や決済プランなどの打ち出しでキャンセル抑制に繋げる

・稼働率を常にキープするようにする(例:常に80%を確保)

  ⇨下回っていれば価格コントロールやプランの打ち出しで施策など

施設に合った施策や、キャンセル時のオペレーションが確立できている施設は問題ないと思いますので今のうちに仕込んでおくとより良いコントロールができると思います。

 

今回は注意喚起という意味も込めて皆さんにお伝えしましたが、参考程度にでもいいので頭の片隅にでも置いて頂けると幸いです。

軒並みGWの影響か6月も危うい動きをしているので注意してみて行きたいと思います。

ADRを意識しすぎて価格を下げたくないという方もいらっしゃるかと思います。しかし予測し、事態に備えることはとても重要な事です。

目標達成に向けて何がマストかどうアクションするべきか。料金設定やADRの相談までお気軽に弊社までご相談ください。

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