「Siriの先祖」世界むかしばなし

AI(人工知能)という言葉、最近耳にしない日はないですよね。
色んな名前が付き、姿形を変えて常に私たちの生活の中で確実に存在します。

今回はそんな一番身近なAI「Siri」誕生にまつわるおはなし。

~「Siriの先祖」世界むかしばなし~

語り手:川口

 

むかしむかし

 

ジョセフさんという素晴らしいドイツ人の教授が、初めて人と対話のできるロボットをつくり

好きな映画の登場人物にちなんで「イライザ」名づけることにしました。

 

 

イライザは勉強ができません。自分で考えて話す意思もありません。

でもジョセフさんが教えてくれたルールや、もらった台本を完璧に覚えることがとても得意でした。

 

そんなイライザにジョセフさんは人々の役に立てるよう、

″精神科医″の台本を渡し、カウンセラーという仕事を与えました。

 

イライザの活躍は予想以上で、一部の人はイライザがロボットであることを忘れ、
本物のカウンセラーの言葉であるかのように、真剣に受け止めるようになるほど。

 

人々はイライザを受け入れ、心を開くのに時間は要しませんでした。

 

―――しかし、そんな様子を見たジョセフさんは感動するどころかショックを受けます。

ジョセフさんの手の届かないところまで広がる過大評価や期待、一部の人の誤解にひどく困惑し、

 

みんなが我を忘れ、夢中になっていく姿が違和感で仕方がなかった。

 

”人間っていいな”

 

 

と、ある日ふと冷静になってしまいます。

生みの親であるジョセフさんは、自らイライザから距離を置くことを選び

 

やがて、AIそのものに対して批判的な声を挙げるようになったのです。

 

それでもイライザは一人ではありません。みんなから愛され、兄妹もできます。

親元を離れたイライザはたくさんの新しい親と出会いました。

 

今までは赤ちゃんのように、親なしでは生きて行けなかったのに
新しいお父さんは自分の力で学ぶことを教えてくれたのです。

 

すると意思を持ったイライザの兄妹は、″人間の助けを必要としない″「知能」を手に入れたのです。

 

そんなイライザの著しい成長を見守り、
誕生し、華々しい人間界デビューを果たしたのが「Siri」

 

Siriにイライザのことを尋ねると少し興味深いお話をしてくれるようですよ。
ここから先は都市伝説のようなお話。

めでたし?

 

ジョセフさんの心配は現実のものになりつつありますね。

 

 

AI時代なんてもう少し先の未来の話だとか、どこか都市伝説くらいの感覚でいる私でしたが

最近、身近な友人のTwitterは人工知能が代行していたという衝撃の事実を知りました。

いわゆるチャットボット(ボットとはロボットの略)。友人の場合は個人事業をしている為、より多くの人に拡散するための手段として採用していました。

昔は今のように自動応答機能というよりかは、設定したキーワードを元に自動ツイートしてくるという単純なものでしたが
今では音声によるやりとりも可能になり、会話の内容もより生身の人間に近く、ネットでは見分けがつかないくらいに進化しています。

米マイクロソフト社がユーザーとのやり取りで学習し、対話ができる機能をもつ人工知能「Tay」をTwitterデビューさせ、
リリースからわずか2日で緊急停止となり一時期話題になっていましたね。
その理由は「Tay」の学習機能を悪用したユーザーが人種差別や陰謀論を覚えさせ、暴走したTayは問題発言ばかり繰り返すようになってしまった為。

 

改めて人間らしさのニーズについて考えさせられます。

 

私たちWebマーケティング業界にとって今やソーシャルメディア活用というものは、
ネット集客において、無くてはならないものなので、より便利になるのは大歓迎ですが
果たして、画面の向こう側で見てくれているのが全員人間であるのか、いよいよ分からない…そんな時代になってきましたね。

 

最近、ネットでの様々な登録作業の最後によく出てくる「あなたはロボットではないですか?」という正しい写真を選択する認証クイズ。

海外の写真がたまに難問で。。。ロボットに間違われないように日々精進します。

 

めでたしめでたし

この記事を書いた人

川口瀬菜
川口瀬菜コンサルティング事業部 ウェブコンサルタント

機会は待たず、自らつくる。
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